奈良県が「ドライブスルー」診察 11医療機関の屋外駐車場で


奈良県は15日、感染の疑いがある人を自家用車に乗ったまま診察する「ドライブスルー方式」を始めた。帰国者・接触者外来のある11医療機関の屋外駐車場で、医師が自家用車の窓越しに診察、PCR検査(遺伝子検査)の検体を採取する。1人当たりの診察時間を短縮できる「ドライブスルー方式」は、15日に1医療機関の屋外駐車場で始め、初日は11人を診察した。主に症状の軽い人が対象で、当面は3医療機関で実施する。また県などは15日、新たに県内で救急救命士ら6人が新型コロナウイルスに感染し、10日に感染が確認されていた奈良市の90代男性が死亡したと発表した。新型コロナウイルスによる死者は県内で初めて。県内の感染確認は計53人になった。【久保聡】

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