カテゴリー:北海道
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貼るワクチンで日本脳炎を予防 北大病院の研究グループ開発
北大病院の岩田浩明講師らの研究グループが、皮膚に貼るパッチタイプの日本脳炎ワクチンの開発に成功し、昨年末に英医学誌ランセットの系列誌に発表した。皮下注射に比べて少量で予防効果が得られたとしている。日本脳炎は、蚊を介したウ… -
薬剤師が集団接種支える 医療従事者負担減へ旭川市内で研修会 注射器充填法学ぶ
旭川薬剤師会は、市内で5月中旬にも高齢者から接種が始まる新型コロナウイルスワクチンの集団接種業務への協力を決め、薬剤師向けの研修会を開いた。薬剤師が注射器にワクチンを入れる「充填(じゅうてん)作業」などを代わりに担い、医… -
正看学校24年度にも新設 4者が協議 小樽の2校 来年度募集停止案 看護師養成の空白懸念
小樽市内で2024年度にも新たな4年制の正看護師養成学校の設立が検討されていることが14日、分かった。新設校は現在ある准看護師養成の市医師会看護高等専修学校(富岡1)と、准看護師を正看護師に養成する小樽看護専門学校(入船… -
死別 悲しみに寄り添う 帯広第一病院 十勝初 グリーフケア外来開設
帯広第一病院は近親者や友人など大切な人を亡くした深い悲しみ(グリーフ)に寄り添う「グリーフケア」外来を始めた。同ケアを行う病院は管内で初めて。同病院で受診歴のある患者と死別した家族らの相談に乗り、心理的負担を軽減する。同… -
がん幹細胞の検出法発見 北大院教授ら 再発予防に道 新治療薬開発にも活路
北大大学院医学研究院の田中伸哉教授(56)らでつくる研究グループはがんの元となる「がん幹細胞」を検出する新たな手法を発見した。検出が難しいがん幹細胞は、がん再発の要因とされており、今回の発見で、各患者に適した予防薬の特定… -
医薬品をゆうパックで当日配送 アインHD 葛飾区で実証実験
調剤薬局最大手のアインホールディングス(HD、札幌)と日本郵便は16日、処方箋医薬品をゆうパックで当日配送する実証実験を同日から5月17日まで、東京都葛飾区で行うと発表した。葛飾区内の居住者が対象。病院を受診した患者の処… -
血中脂質を光で測定 北大発ベンチャー開発 士幌町と赤井川村、保健指導に活用へ
北大発のベンチャー企業で医療関連機器を製造するメディカルフォトニクス(札幌)が、特殊な光を当てることで採血せずに血液中の脂質を測定できるシステムを開発した。食事内容による脂質吸収量の違いを分かりやすく表示するのが特徴で、… -
高齢者向けワクチン 北見で接種訓練 手順、課題浮き彫り
【北見】北見市は14日、4月以降に始まる65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの集団接種について、市内のホテルを会場にデモンストレーション(模擬訓練)を行った。お年寄りが実際に参加し、市や医師会が課題を… -
民間にも超低温冷凍庫 旭川・岩田病院が1台購入
旭川市の岩田病院(4の13)は、新型コロナウイルスのワクチンを保管する超低温冷凍庫1台を導入し、院内に設置した。市内では5カ所の基幹病院のうち、市立旭川病院と旭川赤十字病院に1台ずつ配備済みだが、道の新型コロナ対策本部は… -
労災病院に緩和ケア病棟 釧根初 来春33床設置 患者の就労継続支援も
釧路市の釧路労災病院は来年4月、がん患者らの心身の苦痛を和らげる緩和ケア病棟を釧路、根室管内で初めて設置する。入院できる緩和ケア病棟は、道内6圏域ある3次医療圏で釧路・根室圏だけがなかった。自宅での生活が難しくなった末期…