カテゴリー:北海道
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国産初の手術支援ロボット「ヒノトリ」 初の大腸がん手術に成功 札医大病院
国産初の手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ)」による初の大腸がんの手術が8日、札幌市中央区の札幌医科大学病院で行われた。執刀した竹政伊知朗教授(57)は「日本製のロボットで、がんを完全かつ安全に切除できた。患者… -
<デジタル発>災害に備え「動く薬局」整備 過疎地医療への活用にも期待 関係者の連携課題に
調剤薬局チェーンのナカジマ薬局(札幌)が、大規模災害の際に救護所などで調剤や医薬品の供給をするための災害救援車を道内で初めて導入しました。こうした「動く薬局」は、2011年の東日本大震災をきっかけに全国各地で導入が進めら… -
左右対称に炎症、仕組み解明 関節リウマチなど 北大の研究グループ
■世界初 新たな治療法に道北大遺伝子病制御研究所長の村上正晃教授(58)=神経免疫学=らの研究グループは、体の片側の関節で起きた炎症が特定の神経回路を伝って反対側の同じ部位の関節に炎症を起こす分子レベルのメカニズムを、世… -
冬眠クマの血清、ヒトの筋肉細胞を増強効果 広島大と北大グループ発見
広島大と北大の研究グループは、冬眠期のツキノワグマの血清にヒトの筋肉細胞量を増強する効果があるとする論文を発表した。冬眠中のクマやリスなどは長期間活動しないのに筋肉が衰えないことで知られているが、研究グループはクマの血液… -
血糖値安定 脳内酵素に鍵 酪農学園大など発見 糖尿病治療 応用に期待
【江別】ヒトや動物の脳内で作られる酵素「USP2」に血糖値の上昇を防ぐ働きがあると、酪農学園大(江別市)などの研究グループが米国の学術誌に発表した。糖尿病の治療などへの応用が期待される。同大の北村浩教授(実験動物学)らが… -
貼るワクチンで日本脳炎を予防 北大病院の研究グループ開発
北大病院の岩田浩明講師らの研究グループが、皮膚に貼るパッチタイプの日本脳炎ワクチンの開発に成功し、昨年末に英医学誌ランセットの系列誌に発表した。皮下注射に比べて少量で予防効果が得られたとしている。日本脳炎は、蚊を介したウ… -
薬剤師が集団接種支える 医療従事者負担減へ旭川市内で研修会 注射器充填法学ぶ
旭川薬剤師会は、市内で5月中旬にも高齢者から接種が始まる新型コロナウイルスワクチンの集団接種業務への協力を決め、薬剤師向けの研修会を開いた。薬剤師が注射器にワクチンを入れる「充填(じゅうてん)作業」などを代わりに担い、医… -
正看学校24年度にも新設 4者が協議 小樽の2校 来年度募集停止案 看護師養成の空白懸念
小樽市内で2024年度にも新たな4年制の正看護師養成学校の設立が検討されていることが14日、分かった。新設校は現在ある准看護師養成の市医師会看護高等専修学校(富岡1)と、准看護師を正看護師に養成する小樽看護専門学校(入船… -
死別 悲しみに寄り添う 帯広第一病院 十勝初 グリーフケア外来開設
帯広第一病院は近親者や友人など大切な人を亡くした深い悲しみ(グリーフ)に寄り添う「グリーフケア」外来を始めた。同ケアを行う病院は管内で初めて。同病院で受診歴のある患者と死別した家族らの相談に乗り、心理的負担を軽減する。同… -
がん幹細胞の検出法発見 北大院教授ら 再発予防に道 新治療薬開発にも活路
北大大学院医学研究院の田中伸哉教授(56)らでつくる研究グループはがんの元となる「がん幹細胞」を検出する新たな手法を発見した。検出が難しいがん幹細胞は、がん再発の要因とされており、今回の発見で、各患者に適した予防薬の特定…