【福井】検査体制拡充へ地域288機関研修


インフルエンザ流行期を前に、新型コロナウイルスの検査数を一日最大三千件に増やす体制を整えるため、地域の医療機関を対象にした研修会が二十二日、福井、敦賀両市であった。嶺北と嶺南の計二百八十八機関が参加し、県が確保を目指す百五十機関を上回った。体制が整えば、これまでとは違い、身近なかかりつけ医で診療・検査が受けられるようになる。研修会は県と県医師会が主催。福井市で二百四十三機関、敦賀市で四十五機関が参加した。県によると、同会には五百三十機関が加盟し、この日は小児科と内科の大半が出席した。福井市の県生活学習館(ユー・アイふくい)では、同会の池端幸彦会長が「少しでも多くの医療機関に手を挙げてもらい、みんなで正しく恐れ、かかりつけ医の患者を守る体制を取りたい」とあいさつした。検査を担う地域の医療機関は、同会を代理人とし、県・福井市と行政検査に関する集合契約を結ぶ。第一回の締め切りは二十八日で、最終は十月二十八日。九〜十月に契約を締結する。医療機関の体制整備後、十一月上旬からは新たな検査体制へと移行する予定。参加機関には、国から診療体制を確保した時間に応じて補助金が出るほか、感染防止対策に…関連キーワード

福井

新型コロナ(ニュース)

関連記事

ページ上部へ戻る