妊娠や育児、端末で手助け 長浜の医療法人


新型コロナウイルスの感染拡大への警戒が続く中、長浜市の医療法人「まちのほけんしつ」は、パソコンやスマートフォン、タブレット端末を通じて妊産婦や乳幼児期の父母を手助けするオンライン支援事業に本腰を入れ始めた。コロナ禍の中、自宅にいながら体調や状況に合わせた子育てができる環境づくりを目指している。 (相馬敬)まちのほけんしつは、長浜市平方町の活動拠点で三種類の施設を運営している。小児科・アレルギー科の診療などを手掛ける「すこやかkids(キッズ)クリニック」のほか、市子育て支援センター「きずな」では妊娠中と産後の母親を支援する。病児保育室「ぽかぽか」は病気の子どもを一時的に預かっている。きずなは六月下旬、家庭内に引きこもる機会が多いゼロ歳児の母親を支援しようと、オンラインで参加してもらう「おうちサロン」をスタート。八月上旬にかけて保育士らが計七回のサロンを開催したほか、オンラインによる子育て勉強会と離乳食の講座も一回ずつ開き、合わせて延べ十八組の親子が参加した。参加者からは「夫婦一緒で講座に参加できる」「出掛ける準備をせず、気軽に参加…関連キーワード

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