松山市 協会けんぽ支部と協定


松山市と全国健康保険協会(協会けんぽ)愛媛支部はこのほど、市民の健康づくりに向けて、がん対策や生活習慣病の予防をはじめ包括的に連携する協定を結んだ。協会愛媛支部と県内市町の協定は愛南町、西条市に続き3例目。愛媛支部には中小企業など約2万6千事業所の従業員と家族約53万人が加入している。うち松山市は約9300事業所、約21万人。協定により、市の専門職が加入事業所で健康講座を実施し、経営戦略として従業員の健康増進に取り組む「健康経営」を普及させるほか、市の健康づくり事業を加入者にPRする。特定健診やがん検診の受診率向上に向けた広報、互いの健診・医療に関する分析結果の共有などにも取り組む。市役所で2日、締結式があり、野志克仁市長は愛媛支部とは従来から協力関係にあるとし「幅広い分野でさらに連携が広がることを期待している」とあいさつ。家高真信支部長は「働く世代や家族の健康づくりに積極的に関与し、いつまでも元気に働き続けられるようにしたい」と述べた。

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