千葉大・並木氏ら、コロナ予防に漢方薬投与‐医療者6000人で医師主導研究


千葉大学医学部附属病院和漢診療科の並木隆雄診療教授らは、漢方薬投与による新型コロナウイルス感染症の発病予防効果を確認する医師主導臨床研究をスタートさせる。無症状の医療関係者6000人を対象に2022年末に症例登録を済ませ、24年3月末に試験を完了する計画だ。既に新型コロナウイルス感染症予防ではワクチンの国内臨床試験が始まっているが、内服薬で大規模な臨床研究を行うのは初となる。感染リスクが高い医療関係者の発症防止に役立てる。今回の試験は、日本東洋医学会が実施する新型コロナウイルス感染症に対する漢方薬による予防・治療研究「IMJEDIスタディ」の一環。新型コロナウイルス感染症を発病していない無症状の医療従事者6000人を対象とした多施設共同単盲検プラセボ対照比較試験となる。[ 記事全文 ]* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。

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