【かかりつけ薬剤師・薬局をサポートする】C.Medical(Connect Report)


京都府を中心に調剤薬局95店舗を運営しているゆうホールディングスのグループ会社であるC.Medicalは、在宅業務に特化した在宅薬歴アプリ「Connect Report」を昨年8月に発売した。薬歴アプリの開発には、現場で活躍している薬剤師が携わったことで、現場のワークフローに沿ったシステムになっている。さらに今夏までには、外来業務と在宅アプリ機能を包括した新しい電子薬歴のリリースも予定している。Connect Reportは、レセプトコンピュータと連携することにより、クラウド上に患者情報や処方情報などを保存・一括管理できる。iPad等のタブレット端末でクラウド上の患者情報・処方歴・指導歴・訪問歴を参照しながら、在宅現場で報告書や薬歴などが入力できるため、薬局に戻ってからの報告書や薬歴作成が軽減される。患者ごとに作成した報告書は、作成日や薬剤師、グループ施設で絞り込みもでき、一括での出力が可能。業務作業の効率化のためにグループ管理機能やカレンダー機能(訪問日管理)があり、計画書や報告書、薬歴などをタブレット端末で一括管理ができる。グループ管理機能では、訪問施設ごとに患者情報の閲覧ができ、部屋番号順や往診順などの並び替えの設定が任意にできる。カレンダー機能は、カレンダー画面から、訪問施設や患者情報の確認が可能。報告書作成時に次回訪問予定を入力すればカレンダーに自動反映され、日付をタップすると、その日の訪問予定が確認できる。また、アプリの写真機能を使えば、端末に個人情報を残さずに画像で視覚的に情報共有ができ、報告書へ写真を添付することで多職種との情報共有も可能。患者自身に紐づいた情報なども画像保存できるため一包化の作成方法やお薬カレンダーのセット方法など担当者以外の薬剤師でもスムーズな対応ができる。処方確認画面では変更などがあれば、その内容が一目で分かるように4色で色分けされるため、見落とすこともない。複数店舗で在宅対応を行っている薬剤師はボタン一つで店舗を切り替えられ、問い合わせにスムーズに対応できる。入力したデータは全てクラウドに保存されており、通信の暗号化とクライアント認証によりセキュリティ面も万全。電子薬歴ガイドラインの3条件である、真正性、見読性、保存性を担保している。また、事前に登録している端末であれば、どの端末からでもアクセスできるため、時間外や急な問い合わせにも場所や時間を選ばずに迅速に対応できる。利用料金は連携するレセプトコンピュータにもよるが、初期費用は無料。月額使用料金は端末の台数に関係なく一律料金。店舗の規模に合わせて端末数を自由に設定できることなどコストパフォーマンス面でも薬局目線のシステムになっている。C.Medical(Connect Report)

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