【日本ケミファ】癌微小環境改善剤を獲得‐DFPから癌領域初の新薬導入


日本ケミファは、国内バイオベンチャー「デルタ・フライ・ファーマ」(DFP)から、膵臓癌を対象としたアルカリ化を伴う癌微小環境改善剤「DFP-17729」の国内販売・製造権を獲得した。同社にとって新薬開発候補の抗癌剤が製品ラインナップに加わるのは初となる。通風・高尿酸血症治療薬「ウラリット」で蓄積したアルカリ化療法剤の開発ノウハウを生かせると判断し、導入を決めた。契約に基づき、DFPは膵臓癌を対象に既存の抗癌剤との併用で臨床試験を実施する。承認取得が実現した場合、日本ケミファは同剤の販売と製造を手がける。[ 記事全文 ]* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。

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