発熱患者を屋外で診察 東北初の「ドームハウス」 盛岡の医療法人導入


盛岡市好摩の医療法人日新堂八角医院は8日、新型コロナウイルス感染が疑われる発熱患者を屋外で診察するプレハブ型ハウス「EZDOME HOUSE(イージードームハウス)」を東北で初めて導入したと発表した。 ハウスは直径約3メートル、高さ約2・5メートルで、ベッドや机、医療器具などを置くことができる。一般的なテントと比較して雨風などの耐久性に優れ、ウイルスが付着しにくい素材が使用されている。 定期的な通院患者も多く、外来の発熱患者を院外で安全に診察するため設置した。2日に使用を開始しており、患者や医療従事者による院内感染の防止が期待されている。佐藤純子看護師長は「病院での感染拡大を防ぐ態勢づくりのため活用したい」と話した。

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