iPad通じ 健康後押し 七尾の「けいじゅ」来月にも新サービス


ノトアフィットネスと連携 ストレッチ講座など 七尾市富岡町の恵寿総合病院などを運営する「けいじゅヘルスケアシステム」と、ノトアフィットネスクラブ(同市)は三月にも、貸与したタブレット端末「iPad(アイパッド)」を通じて利用者の健康チェックや安否確認などを行うサービスを始める。病院での検査結果やエックス線写真などをいつでも閲覧できるアプリも入れ、病気の予防から治療まで切れ目なく対応するツールとして活用する。(稲垣達成)「iPadつながるプラン」と銘打つ取り組み。貸し出すiPadに、けいじゅヘルスケアシステムが運営する病院での処方薬やカルテなどを確認できる「カルテコ」、来院前に人工知能(AI)が問診し病院での待ち時間短縮につなげるアプリなどを入れてあり、利用者に日々の健康管理に役立ててもらう狙いだ。月−金曜の午前十時すぎには、フィットネスクラブが利用者のiPadに電話。スタッフが利用者の安否を確認するほか、オンラインフィットネス講座を開き、画面越しに利用者とストレッチなどに取り組む。月に一度、スタッフと利用者が四十分ほど対話する時間も設け、健康や運動などに関する相談を受け付ける。両者は昨年、高齢者らの歩行データを解析することで足の筋力の衰えを防ぐ効果的な体操につなげ健康寿命延伸を図る「Foot活プロジェクト」などで協力。コロナ禍も意識し、オンラインを生かした新たな試みとしてサービス提供を始めることにした。今月上旬には、グループの事業所「けいじゅ一本杉」で説明会があり、フィットネスクラブ総支配人の小梶崇(しゅう)さんが「人生百年時代。コツコツ『貯筋』を重ねることが大切。iPadで世界が変わる。遠くにいてもお孫さん、ご家族と顔を合わせられる」とPRした。サービスは月額四千九百八十円(税別)。最初一カ月は無料で、データ通信は月に20ギガバイトまで。(問)ノトアフィットネスクラブ0767(53)5671関連キーワード

石川

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