駐車場でも発熱患者診察を 院内感染防止、山形医師会


新型コロナウイルスの院内感染を防止するため、山形県医師会は20日までに、会員の開業医ら約1700人に、発熱症状がある患者を敷地内の駐車場でも診察するよう求める通知を出した。医師会への取材で分かった。13日付の通知文書によると、発熱患者専用の施設を設けたり、他の患者と時間を分けて診察したりすることができない場合には、駐車場での診察を求めた。医師には、自家用車に待機させた患者から電話で症状や身近な感染者の有無を確認した後、窓越しに診察してもらうことを想定する。発熱を訴える患者が、同県上山市の診療所を受診した際、医師が駐車場で診察したのを参考にしたという。患者はその後、PCR検査で感染が判明した。

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