発熱外来を開設 – 9月28日から PCR検査や診察/奈良市


奈良市は7日までに、新型コロナウイルス感染症対策で、同市柏木町の市休日夜間応急診療所の隣接地で整備を進めていた発熱外来を、28日に開設すると発表した。市医師会(国分清和会長)に運営を委託。新型コロナウイルスへの感染が疑われる患者を予約制で受け付け、PCR検体採取を行い、診察も行う。秋以降インフルエンザ患者の増加が予想される中、発熱などの患者への対応など、混乱が続く市内の医院、診療所の負担軽減にもつながりそうだ。市によれば、医師会が運営する発熱外来は県内では初めてという。仲川元庸市長と国分市医師会長が会見。発熱外来は院内感染による医療崩壊を防ぐため、医療機関の建物と離れた場所に設置した。施設はプレハブ型感染外来ユニットで、建築面積は約70平方メートル。患者との会話は受け付け、診察とも基本的にインターホンを使用する。診察の際は、医師はアクリルガラス越しに患者を診るなどして感染リスクを低減させる。…

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