コロナ禍における避難所の課題探る 四日市・浜田小で運営訓練


新型コロナウイルス感染拡大防止を念頭に置いた、風水害時の避難所運営訓練が十二日、四日市市北浜田町の市立浜田小学校であった。浜田地区自主防災組織連絡協議会の主催で、地域住民をはじめ四日市市職員、同小教職員ら約七十人が参加。コロナ禍の避難所運営の課題を共有した。 (梅田歳晴)市が六月に策定した新型コロナウイルス対策のガイドライン(試行版)の内容を検証する狙いもある。同市策定のガイドラインを参考にした避難所運営訓練の実施は今回が初めて。結果を踏まえた上で、各地区防災組織のマニュアルに反映させる。体育館の出入り口付近ではガイドラインに従って、体調不良者のスクリーニング受付を設置。特別教室では、「発熱者エリア」「チェックリスト該当者エリア」の設定、避難所内の受付や通路などを設置した。館内ではブルーシートで区画を決め、パーティションや屋根付きのプライベートルームを置いた。避難所設置が完了後、避難者役を受け入れ、フェースシールドやマスク、手袋を着用した担当者が、検温や簡単な問診をして行き先を振り分けた。受付では、居住地域や来所人数などを聞き取っ…関連キーワード

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