血糖値を遠隔で管理 アインHDと旭医大が年内にも研究開始


調剤薬局最大手アインホールディングス(HD、札幌)は7日、傘下のアインファーマシーズ(同)が旭川医科大病院と連携し、糖尿病患者の血糖値を情報通信技術(ICT)で遠隔管理する共同研究を年内をめどに始めると発表した。医師や薬剤師が受診や投薬時以外でも患者の血糖値を把握することで、薬の効き目や副作用をより早く察知できるようにする。同病院に通院する患者5人ほどに許可を得た上で半年間、1日2回自宅で血糖値を測ってもらう。測定値は医療機器製造のニプロ(大阪)のICTシステムを通じ、クラウド上で同病院と同大敷地内にある「アイン薬局旭川医大店」で即時に共有される仕組みだ。

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