日本遺伝看護学会は19、20日に佐賀市内で学術大会を開き、特別講演などをオンライン配信する。2日目には市民公開講座とワークショップが開催され、一般参加を募っている。締め切りは13日午後5時まで。同学会は、遺伝にかかわる保健医療の分野で、看護業務の役割の明確化とサービス向上を目的に2002年から学術大会を開いている。今回は佐賀大医学部が会場だったが、新型コロナウイルスの感染予防のため、オンラインで配信する。1日目は、佐賀大医学部の末岡榮三朗学部長が「がんゲノム医療」の題目で講演するほか、同学部医学科分子生命科学講座の副島英伸氏による教育講演など、専門性の高いプログラムが組まれている。2日目は、「多様な人たちによる対話のチカラ―ファシリテーションによる地域連携」とのテーマで市民公開講座が開かれるほか、ワークショップも予定されている。市民公開講座、ワークショップのオンライン視聴は参加無料。申し込みと問い合わせは、メールjsgn19@ml.cc.saga-u.ac.jp。(山内克也)