【動画あり】台湾消防とオンライン友好 新潟医福大学長が式典出席


新潟医療福祉大(新潟市北区)の西澤正豊学長らは17日、台湾で開かれた消防関係設備の整備を記念した式典にオンラインで出席した。当初はこの式典に合わせて渡航し、現地の消防局と国際交流協定を締結する予定だったが、新型コロナウイルスで断念。画面を通じての出席となった。 台湾北東部の宜蘭県で行われた式典は、救助活動を疑似体験できる設備の完成を祝うもの。デモンストレーションでは、火災を想定した映像が壁面に映し出され、次第に煙が広がっていく空間で、人命救助を行う様子などが披露された。 画面越しに見守った同大関係者らは「すばらしい施設だ」などと感嘆。西澤学長は祝辞で「訪問はかなわなかったが、ITの時代を実感する。優れた救急救命士の育成という共通の目標の実現を通じ、友好を育ませてほしい」などと述べた。 同大は台湾への渡航が可能になり次第、人材育成や情報交換を進めるため、現地の消防局との協定を締結する方針だ。

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