外来収入、14医療機関で減 空知管内、公立3~5月 入院は8病院減 受診控え、手術延期影響


新型コロナウイルスの感染拡大が、公立医療機関の収入減を招いている。北海道新聞社の空知管内の22公立医療機関への取材では、3~5月の外来収入が14医療機関(集計中を除く)で前年より減少し、うち12機関がコロナの影響と回答。3~5月の入院収入は、入院可能な16医療機関のうち8病院で減少した。感染を懸念する受診控えや、手術延期などが要因とみられる。マスクや防護服などの購入による支出増もあり、国に支援の拡充を求める声も上がる。外来収入の減少は人口減なども影響。減少がコロナの影響とした12機関は通院回数を減らすなどの対応や、対面に比べると診療報酬の単価が低い電話診療の導入などが響いたとみられる。

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