上越市にPCR検査センター設置 ドライブスルー 1日最大20件


新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR検査センターが31日、新潟県上越市内に設置された。検査はかかりつけ医らの紹介による予約制。車に乗ったまま検体採取ができるドライブスルー方式で、1日最大20件の検査に対応する。 同センターは県が設置し、委託を受けた上越市が運営する。設置場所は非公表。平日に検査が受けられる。原則的に上越保健所管内の上越、妙高両市の医療機関を受診し、医師が必要と判断した際に利用できる。 上越市によると、これまでも市内の医療機関で必要な数のPCR検査は行えていたが、治療と検査の役割分担を求める要望もあったため、設置に向けて関係者との調整を進めてきた。 市福祉部の市川均部長は「地域の医療機関、関係者と連携し、市民の安心につなげていきたい」と話した。 同センターを巡っては、上越市議会から市内での早期設置を求める要望が出ていた。糸魚川市では、検査が必要な患者が一定数を超えた場合にセンターを稼働する準備が既に整っている。

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