松山赤十字病院 15日に新病棟へ完全移転 旧施設は解体し平面駐車場に


松山赤十字病院(愛媛県松山市文京町)は15日、現在地で建て替えを進めていた南棟で業務を始める。旧施設での診療や入院などの機能を完全移転する。横田英介院長(69)は「新病院のハード面をようやく整備できた。かかりつけ医らと連携しながら、急性期の患者への対応という地域支援病院の役割をしっかり果たしていきたい」と話している。病院総務課によると、第2期工事で整備した南棟は地上10階・地下1階建て(延べ床面積約3万2169平方メートル)。旧施設で診療を続けていた肝胆膵(すい)内科、消化管内科、泌尿器科の計3診療科を1階に集約。患者らからの医療相談などを担当する「患者支援センター」や入院中の小中学生が授業を受ける「院内学級」などを設けた。透析などを行う「血液浄化センター」には29床を整備。うち2床は個室で感染症(第1種除く)患者も透析を受けられる。白血病や骨髄移植などの患者のための無菌病棟には14床を整備。病棟全体を陽圧にして無菌状態を保てるため、廊下でリハビリをすることもできるという。病院は施設の老朽化などに伴い、2015年10月から工事を2期に分け、建て替えを進めてきた。第1期工事として整備し18年1月にオープンした北棟は地上6階・地下1階建て。両棟で一般病床と感染症病床の計585床を備える。旧施設は今後、解体し平面駐車場を整備する。

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