PCR検査費用 5千円助成へ 逗子


逗子市は27日、新型コロナウイルスのPCR検査を医療保険が適用されない自由診療で受けた市民に、検査費用を助成すると発表した。1回当たり5千円を助成し、本年度は2回まで受けられる。

 自由診療で検査を受けると数万円かかるケースもあるため、桐ケ谷覚市長は「何らかの事情で遠方へ出掛ける際など、感染していないことを確認したい人もいる。そうした場合などで利用できる」と説明した。

 また、インフルエンザ患者数を抑えてコロナとの同時流行を防ぐため、これまでは65歳以上のみを対象にしていたインフル予防接種の助成も拡大し、生後6カ月~64歳を対象に加える。1回1500円を上限とし、12歳までは2回受けられる。

 市はPCR費用助成に300万円、インフル予防接種助成に4千万円を計上した一般会計補正予算案を、9月3日開会の市議会に提出する。

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