妊娠や産後期、無料相談 広島県助産師がネットで対応


広島県は新型コロナウイルス禍での妊娠から出産、産後期を支えようと、インターネットを使った無料相談を始めた。「食欲がない」「授乳の仕方を教えてほしい」などの悩みを、県助産師会(広島市安佐南区)に所属する助産師たちに相談できる。利用を呼び掛けている。「ひろしま助産師オンライン相談」。ビデオ会議システムを使い、スマートフォンやタブレット端末の画面上で顔を見ながら、助産師が1対1で相談に乗る。予約制。希望者は、県助産師会のホームページ(HP)の申し込みフォームに、名前かニックネーム▽希望日時(午前9時〜午後9時の1時間程度)▽相談内容▽メールアドレス―などを記入して送信する。県は、コロナ禍で妊娠中に相談機関へ行くのを控えたり、県外の親から産後サポートを受けにくかったりして、孤独感や悩みを抱えている人がいると分析。本年度一般会計補正予算で事業費600万円を手当てした。県子供未来応援課は「相談を通じて不安を解消してほしい」と利用を呼び掛けている。問い合わせは県助産師会Tel080(5611)0874=平日午前9時〜午後5時、メールはhiroshimakenmwonline@gmail.com(久保友美恵)

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