無症状感染者、入院を拒否 三重県要請も自宅で療養


7月上旬に新型コロナウイルスへの感染が判明した三重県在住の男性が、県の入院要請を拒否し、自宅で療養していることが16日、県への取材で分かった。現在は症状がないという。県は病床に余裕があるとして、PCR検査の陽性者全員に入院を求めている。県の担当者は「外出しないと約束してもらい、保健所職員が必要なサポートをしている」と説明。一方で「病状が急変することもあるため、引き続き入院をお願いしたい」と話した。厚生労働省は無症状や軽症の人について、宿泊施設での療養を基本とし、自宅での療養も可能としている。感染症法に基づき強制的に入院させることもできるが、県は検討していない。岐阜市でも4月、感染が確認された市内の数人が、入院を拒否する事案が明らかになった。帰省の妊婦、受け入れ拒否 コロナで岩手県立の2病院

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