横倉、中川両氏が出馬表明 日医会長選、会長対副会長の一騎打ちへ


任期満了に伴う日本医師会の会長選が1日公示され、横倉義武会長(75)と中川俊男副会長(68)が立候補を表明した。届け出の締め切りは17日。現会長と副会長による一騎打ちになる見通しだ。27日の定例代議員会で投開票が行われる。投票権があるのは372人の代議員。横倉氏は福岡市内で記者会見し、「新型コロナウイルス感染症は第2波が来る可能性がある。感染拡大防止に全力を挙げて、もう一回頑張りたいと決意した」と述べた。出身母体は福岡県医師会。平成24年の会長選で初当選し、現在4期目。29年10月から1年間、世界医師会長を務めた。一方、中川氏は東京都中央区での記者会見で「常任理事、副会長として計14年務めてきた。横倉執行部の本流として継承し、強化していく」と語った。北海道医師会出身。22年4月から副会長を務めている。

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