厚労省、自費検査機関の一覧公開=新型コロナ、まずは400カ所


厚生労働省は28日、新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査などを自己負担で受けられる医療機関と民間検査機関のリストをホームページ上で公表した。各機関の名称や住所に加え、検査費用や結果判明までの時間などを掲載した。リストは随時更新する予定。
 自費での検査は、症状がなく、仕事の都合などで陰性の確認を希望する人が対象となる。厚労省は都道府県を通じ、自費検査を実施している医療機関や民間検査機関に費用や医療機関との提携の有無などについて照会。25日正午までに回答があった約400機関を掲載した。静岡や愛知、沖縄など9県分は「調査中」という。
 リストには、陰性証明書の交付の可否や実際に受けられる検査内容なども掲載した。掲載された民間検査機関はすべて医療機関と提携し、陽性が判明した際は医師の診療を受けられるという。
 厚労省の担当者は「自費検査の希望者は、検査費用や内容を十分に理解した上で選んでほしい」と話している。
 リストのURLはhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-jihikensa_00001.html。 (C)時事通信社

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