カテゴリー:近畿
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2月中旬以降、和歌山県内でも新型コロナウイルス感染者の確認が続く中、県がこれまでの対策を振り返った報告書をまとめた。国内初の院内感染やクラスター(感染者集団)の発生などへの対応を記録に残し、今後への…
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京都市は29日、新型コロナウイルスの対応に当たっている市保健所の体制を8月から強化すると発表した。3~5月の最初の感染拡大期に残業が最大月251時間に達するなど勤務が過酷になったことを踏まえた措置で、専従を含めて保健師を8人増員する。 市保健所では感染が広がり始めた3月以降、業務が急増。5月までに延べ43人の残業が国の「過労死ライン」(月100時間)を上回り、うち10人は200時間を超えた。 市はこれまでも感染状況に応じて段階的に体制を強化してきたが、多くは他部署からの応援だった。ただ応援職員…
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新型コロナウイルス感染症について、滋賀医科大の伊藤靖教授(実験病理学)らの研究グループが29日、カニクイザルにコロナウイルスを感染させて人とよく似た症状を再現するモデルを確立させることに成功した、と発表した。人と近いサルを用いることでワクチンや治療薬の早期開発につながるといい、9月に東京都医学総合研究所と共同でワクチン投与実験を計画している。 ワクチンなどの有効性と安全性を確認するには、人と近い症状を再現できる霊長類モデルでの実験が望ましいといい、カニクイザルで新型インフルエンザウイルスの病原…
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ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から腎組織の一部を作製することに成功したと、京都大iPS細胞研究所のグループが発表した。遺伝性の腎臓病の再現などに応用できる可能性がある。米科学誌セル・リポーツに29日掲載される。 腎臓で血液から老廃物をろ過して作られた尿は、尿細管から集合管に流れ尿管を経てぼうこうに至る。現状ではiPS細胞やES細胞(胚性幹細胞)から、集合管を作った報告はないという。 同研究所の長船健二教授や前伸一助教らは、iPS細胞から集合管の元となる細胞の培養条件を工夫。その結果、多数…
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新型コロナウイルス感染を避けるための外出自粛により、特に高齢者に懸念される体力や認知機能の低下を防ぐ取り組みを連携して進めると28日、大阪府高石市など4府県の2…
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京都府舞鶴市は、健康づくりを支援する活動を広める「まいづる健やかプロジェクト」に登録する企業・団体を募集している。運動や食事などの取り組みをインターネットで発信し、オリジナルのロゴマークの使用を許可する。同市は生活習慣病のリスクが高い人の割合が府内の市でも多く、取り組みの輪を市民の健康的な生活環境の向上につなげていく。 市は2014年度の健康診査受診者のうち、高血圧や糖尿病などのリスクが高い特定保健指導対象者が16%で府内15市の中でワースト1位。18年度はワースト5位の11・8%まで改善した…
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三重菰野町の創薬ベンチャー「バイオコモ」の福村正之社長らは28日、県庁を訪れ、同社と三重大(津市)、米製薬会社「メディシノバ」の三者で、新型コロナウイルス感染症
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京都大付属病院(京都市左京区)は、新型コロナウイルスの院内感染を防ぐことを目的とした陰圧室を整備するため、クラウドファンディング(CF)で寄付を募ると発表した。同病院が担う高度先端医療と感染症対策の両立を支えることが目的。8日に記者会見した宮本享病院長は「高度先端医療・救急医療と感染症対策を継続し
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、京都府の乙訓地域でインフルエンザの予防接種率を上げようとする動きが出ている。コロナ感染症との見分けがつきにくいインフルエンザの患者を少なくし、医療機関や患者の混乱を防ぐのが目的だ。各自治体と乙訓医師会は、公費負担がある高齢者の接種の開始時期を早める検討も始めた。 一般的なインフルエンザの検査では、医師が鼻やのどの奥を綿棒でぬぐって検体を採取する。通常、医療機関側に特別な準備は必要ないが、今冬は、患者に新型コロナウイルスの感染者が含まれる可能性も想定すると、防…
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青いガウン、2枚重ねの手袋、マスクを装着し、液体を吸い取った注射器を慎重に押す。「全量を出さないように」。検体からウイルス遺伝子を取り出しやすくする実習の一コマ。最後まで押して泡が出ないように集中する。実際の現場では、泡がはじけるわずかな飛沫(ひまつ)で、自身が感染する恐れがあるためだ。 新型コロナウイルスの影響で、一気に注目を浴びるPCR検査。あまり知られていないながら重要な役割を担っているのが、臨床検査技師たちだ。第2波に備え、京都府臨床検査技師会などが会員らを対象とした実技研修会を開いた…
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