【滋賀】高島市民病院、7日から「発熱外来」 プレハブ設置、インフル流行に備え


新型コロナウイルスへの対応やインフルエンザの流行に備え、高島市勝野の高島市民病院は七日から、建物の外に設置したプレハブ施設を使って、発熱があり感染が疑われる人を検査する「発熱外来」を設ける。同病院によると、屋外に発熱外来を設けるのは、高島市では初めて。電話で事前に相談し、検査が必要と判断された人が対象で、夜間を除く平日のみ、一日に十人を目安に受け入れる。検査時に感染するのを防ぐため、プレハブ施設にはゴム手袋を取り付けた特注の窓ガラスを設置。医師は直接接触せずに、問診や検体採取ができる。受け入れるのは、発熱やせき、くしゃみなどの風邪症状や、味覚・嗅覚の異常がある人などが対象。検査希望者は電話で相談し、検査の必要があると判断された場合、車でプレハブ施設前まで来院。看護師が体温や血中酸素濃度を確認し、受診者が問診票を記入する。プレハブ施設内の医師が、窓に取り付けられたゴム手袋に手を通して検体を採取する。検査の相談は=0740(36)8077=へ。時間は午前九時〜午後四時。 (北村大樹)関連キーワード

滋賀

新型コロナ(ニュース)

関連記事

ページ上部へ戻る