病気の子どもの保育施設を案内 新潟市 リーフレット一新


新潟市は、病気にかかった子どもを預かる保育施設が8区全てで整備されたことを受け、病児・病後児保育施設を案内するリーフレットとポスターを一新した。利用の流れや対象となる病状について、イラストを交えながら分かりやすく紹介。家庭での保育が困難なときの利用を呼び掛ける。 デザインしたのは、漫画エッセイストで新潟市を拠点に子育てセミナーの講師としても活動するちゃい文々さん。小児科医らの監修を受けて完成した。 リーフレットには、子どもの体調が悪くても保護者は仕事を休めないという共働き家庭が漫画で描かれ、「病児・病後児保育でピンチをのりきろう」とPR。保育室の連絡先一覧なども記載し、医療機関や保育園に配布した。 ちゃい文々さんは「仕事と看病が両立できず、悩む家庭も少なくない。保育室は子育ての頼れる味方」と話す。 新型コロナウイルスの感染拡大で利用控えの傾向が続いているが、新潟市こども未来部保育課は「隔離室を設けるなど感染予防には万全を期している。安心して利用してほしい」と呼び掛けている。

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