厚労次官に樽見氏


厚生労働省は4日、鈴木俊彦事務次官が退任し、後任に樽見英樹内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長を起用する人事を発表した。14日付で発令する予定。
 厚労省の次官人事は、新型コロナの感染拡大に伴い決定が遅れていた。季節性インフルエンザの流行期を控え、新体制で同時流行が起きた場合に備える。
 樽見 英樹氏(たるみ・ひでき)東大法卒。83年厚生省(現厚労省)に入り、厚労省保険局長、医薬・生活衛生局長などを経て20年3月内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室長。60歳。千葉県出身。 (C)時事通信社

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