京都市立病院の外来診療、11日から段階的に再開 新型コロナで医師ら感染


京都市立病院(中京区)は6日、新型コロナウイルスの院内感染で停止していた外来診療や入院について、11日から段階的に再開すると発表した。医師や看護師ら延べ1800人にPCR検査を行った結果、安全な医療を提供できるめどが立ったという。一般外来は全科で再開するが、当面は予約・紹介患者のみ。救急外来と入院、緊急手術は、対応可能な病床数の範囲で受け入れる。予定手術は2週間の健康観察を経た上で実施する。
 同院では7月17日に看護師の感染が判明して以降、医師や看護師、患者ら計29人に感染が拡大。緊急措置として外来診療や救急車、時間外患者の受け入れを停止するなど医療体制を一部制限していた。

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