湖西市の介護予防教室が4カ月ぶり再開


リズムに合わせ体を動かす参加者たち=湖西市入出の市はつらつセンターで新型コロナウイルスの影響で中止していた湖西市の介護予防教室「寄ってこや」が二日、四カ月ぶりに市はつらつセンター(同市入出)で開かれた。高齢者二十一人が音楽に合わせて体を動かしたり、脳を活性化させるトレーニングに取り組んだ。 (桜井祐二)椅子に座って懐メロ「青い山脈」をハミングしながら、リズムに合わせて足を伸ばしたり、立ち上がって手拍子に合わせて体を動かしたり。脳トレでは、ホワイトボードに張りだした「ごはん」「あさり」「ぶどう」など平仮名三文字の三十語を二分間で暗記し、手元の紙に書き込むトレーニングに取り組んだ。参加者からは「すぐ忘れちゃう」「もう一回見たい」などとの声が上がった。クロスワードパズルも行われ、悩みながら枠に当てはまるふさわしい言葉を探していた。感染防止には、参加者の座り方を対面式から同じ方向を向くように変えたり、歌は声を出さずハミングにしたりと対策を取った。同市岡崎の女性(77)は「手足の運動や脳の刺激にもなるので良い。再開するのが待ち遠しかった」と喜んでいた。同センターの職員は「皆さん元気そうで良かった。多くの人に気軽に参加してもらいたい」と話した。「寄ってこや」は、毎週木曜と第二、三火曜の午前十時から開かれている。(問)市はつらつセンター=053(578)1118関連キーワード

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