医師、看護師ら 抗体保有ゼロ


県立中央病院(盛岡市)の研究グループは、同病院の医師や看護師ら千人に新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査を行い、抗体の保有は確認されなかった。抗体は感染した人にできるため、検査時には県内で感染が広がっていなかったと推定している。同病院循環器センターの中村明浩災害医療部長によると、感染規模を把握する研究の一環で、5月の健康診断と合わせて検査した。約1300人いる同病院スタッフのうち、同意を得て千人の血液を検査。複数の試薬を使って調べ、抗体は確認されなかった。

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