体動かして遊ぼう 西九州大生が実践授業


神埼市の西九州大スポーツ健康福祉学科の2、3年生12人が18日、市内の西郷小体育館で、児童8人に体を動かす遊びを教え、運動の楽しさを伝えた。幼児や障害児らの運動支援、高齢者の介護予防を実践する授業「地域スポーツ実践演習」の一環。通常は5月からだが、新型コロナウイルスの影響でスタートが6月末にずれ込んだ。今回は市内の放課後児童クラブに呼び掛け、神埼小の1~3年生が参加した。音楽に合わせて跳ぶ準備運動の後、しっぽ取り、じゃんけん列車、ドッジボールに約1時間取り組んだ。児童らは次第に打ち解け、大学生を思いきり追い掛けるなど夢中で遊んだ。大学生は「よけるのうまいね」「小学生負けんな」などと盛り上げていた。神埼小1年の白石雪乃さんは「読書が好きだけど、ケンケンパは友達とまたやりたい」と笑顔を見せた。西九大3年の岩永昂人あきとさん(20)は「密集になり過ぎない遊びを考えた。思ったより静かで、声掛けを工夫した」と感想を述べた。

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