【米アルナイラム】RNAi薬を共同開発‐新型コロナウイルス標的


米アルナイラムと米ヴィル・バイオテクノロジーは、新型コロナウイルスの原因ウイルスである「SARS-CoV-2」を標的とするRNAi治療薬の共同開発を開始した。アルナイラムが保有する肺へ薬剤を送達させるsiRNA新規コンジュゲート技術と、ヴィルの感染症に対する知見などを組み合わせ、新型コロナウイルスと他のコロナウイルスによる感染症治療薬の開発を行う。2017年に両社で締結したライセンス契約を拡大するもので、最大6剤まで感染症に対する新規siRNA治療薬の開発を目指す。今回の共同開発では、アルナイラムが設計・合成してきた「SARS-CoV」と「SARS-CoV-2」の遺伝子を標的とする350以上のSiRNAのスクリーニングを実施する。その中で有力な候補薬については、ヴィルが抗ウイルス作用を評価し、開発候補治療薬の選定を行う。開発・実用化は全てヴィルの主導により行われる。[ 記事全文 ]* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。

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