【第一三共】新規核酸送達技術を提供‐新型肺炎ワクチン開発に参画


第一三共は、日本医療研究開発機構(AMED)が実施する新型コロナウイルス感染症に対する遺伝子ワクチン開発に参画し、ワクチンの免疫効果を高める新規核酸送達技術を提供する。新型コロナウイルス感染症の防御抗原をコードする核酸を細胞内に送達させる技術で、従来のワクチン技術よりも至適な免疫応答が期待できる。今後、産官学連携で同技術を用いた予防ワクチンの実用化を目指す。AMEDは世界各国で新型コロナウイルス感染症が拡大していることを受け、政府の緊急的取り組みの一部として、東京大学医科学研究所の河岡義裕教授を研究代表者とする研究開発課題「新型コロナウイルス制圧に向けての基盤研究」を実施している。同研究は新型コロナウイルス感染症の治療薬とワクチンの研究開発を目的としており、来年3月までの1年間の事業となっている。[ 記事全文 ]* 全文閲覧には、薬事日報 電子版への申込みが必要です。

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