新型コロナ 回復者の血しょう 国内今月中に試験投与


新型コロナに対する治療では、既存薬の転用だけではない。コロナから回復した患者の血液を使う「血漿(けっしょう)療法」という治療法だ。実は19世紀に確立された古典的な手法だが、一部で治療効果も報告され注目が集まる。すでに海外では臨床試験(治験)も進んでおり、日本でも早ければ4月中にも試験的な投与が始まる。血漿は血液から赤血球や白血球などを取り除いた成分のことで、「アルブミン」や「グロブリン(抗体)…

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