革新的コラボレーション:BuzzreachとOncoshotが日本における臨床試験の進歩を牽引


 
【シンガポール2023年9月22日PR Newswire=共同通信JBN】臨床試験領域で名の知られた2企業BuzzreachとOncoshotは、日本における臨床試験を加速させるため衝撃的なコラボレーションを発表しました。前者は治験実施医療機関の治験参加患者の確保と維持、プロジェクトマネジメントソリューションが専門で、後者は最先端のリアルタイム・ヘルス・インサイト交換プラットフォームを運営しています。
 
シンガポールでのMOU(了解覚書)調印式の猪川崇輝氏(左)とHuren Sivaraj博士(右)
 
今回の提携は、OncoshotのCRO(医薬品開発業務受託機関)および製薬企業などの戦略的パートナーにも拡大適用されます。両社は共に、2024年第1四半期に開始予定の治験参加者の募集に注力していきます。
 
Oncoshot最高経営責任者(CEO)のHuren Sivaraj博士は「今回の提携は、がん患者集団発見プラットフォームと、今後世界規模で展開される国家レベルの臨床試験エコシステムと病院の構築というOncoshotのビジョンにおける重要な一歩です」と語りました。
 
このパートナーシップの核となるのは、Federated AI data systemを活用し、医療機関の患者インサイトを集約することで、リアルタイムに各医療機関の状況を把握できる社会的基盤に設計されている、コストのかからないインフラです。この画期的な構想は、両社の補完的な強みの相乗効果で、実現可能性評価、治験参加者の適性評価、治験参加者の募集促進など日本全国で臨床試験のさまざまな側面を強化するものです。日本は現在、世界で3番目に大きな医薬品市場とされています。注目すべきなのは、日本で実施される臨床試験の約70%が、指定された期間内での目標患者登録数達成に苦労していることです。
 
Buzzreachの猪川崇輝代表取締役CEOは「このパートナーシップは、日本の臨床試験に好影響を与えると確信しています。両社が共有しているイノベーションとデータ主導型アプローチへのコミットメントは、臨床試験に関わる全てのステークホルダーに利益をもたらすでしょう。」と付け加えました。両社は、それぞれの強みを生かしつつ、協力してエンド・ツー・エンドのデータ主導型臨床試験の実施をサポートしていきます。
 
2017年に設立されたBuzzreachは、製薬会社、医療機関、患者間のギャップを埋める革新的ソリューションに特化し、ヘルステック分野でダイナミックな力を発揮しています。先ごろ開催されたジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2023において、Buzzreachは経済産業省から優秀賞を授与されました。
 
Buzzreachは4つの強力なアプリケーションを保有しており、いずれも臨床試験と患者エンゲージメントのさまざまな側面を効率化します。Puzzは製薬会社や医療機関向けの治験情報発信プラットフォームで、臨床試験の詳細を見込み患者や、医師に公開・共有することができます。SMTは、新たな治療選択肢を求めている患者や医師と、関連する地域の臨床試験をマッチングし、臨床試験やその場所に関する具体的情報を提供することで、これを補完します。
 
スタディ・コンシェルジュ(Study Concierge)は、患者中心の臨床試験アプリで、治験コーディネーターが患者に参加に関するさまざまな情報を通知し、臨床試験を予定通り実施できるよう支援します。最後に、StudyWorksは、治験実施施設の業務を効率化するプロジェクトマネジメントアプリとして、大学病院やその他の施設に導入されました。これらのアプリは、情報発信から患者エンゲージメントまで臨床試験プロセスを最適化し、より効率的で効果的な医薬品開発プロセスをつくり出します。
 
▽Buzzreachについて
 
Buzzreachは、革新的臨床試験の効率化に特化したITプラットフォームを活用し、地域ごとに被験者の募集・維持管理ソリューションや、治験施設業務の効率化アプリケーションを提供しています。Buzzreachではこうしたプロセスを通じて、被験者の募集・維持管理支援、治験実施施設向けプロジェクトマネジメント支援など、最短期間での目標達成を目指した支援を行っています。
 
Buzzreachは現在、日本で事業を展開しています。
 
https://www.buzzreach.co.jp/ 
 
▽Oncoshotについて
 
Oncoshotは、医療従事者と医療業界の架け橋の役割を果たす革新的なリアルタイム・ヘルス・インサイト交換プラットフォームです。同プラットフォームは、安全なデータ交換を可能にし、業界の専門家とリアルタイムの患者データから得られる重要な知見を結びつけています。Oncoshotのインプレミス医療用大規模言語モデル(LLM)は、病院が生の医療データを分析し、実用的な知見を生み出すのに役立ちます。こうした知見は、業界の意思決定に情報を提供し、臨床試験への患者登録の迅速化と医薬品開発コストの削減につながります。究極的にはOncoshotは、救命の可能性のある治療法を患者にタイムリーに提供できるようにするお手伝いをしています。
 
詳細については、https://www.oncoshot.com/ をご覧ください。
 

 
PR Newswire Asia Ltd.
 

 
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