<ZDNet Japan>新型コロナウイルスとの戦いを支援するロボティクス技術


われわれは自然災害地帯や重度の汚染地帯にロボットが配備される例をたびたび目にするようになってきている。福島第一原発の廃炉作業においても、ロボティクスのチームが縁の下で活躍している。では、感染症の世界的な感染拡大と戦う上で、ロボットはどのように役に立つのだろうか?ウイルスの感染拡大と戦うために、ロボティクスや人工知能(AI)といった破壊的技術が研究されつつある。実際のところ、少し前からロボティクス分野の多くの人々によって叫ばれてきている、遠隔医療というアイデアが、新型コロナウイルスの感染拡大によって再び注目を集めている。筆者は、ロボティクス分野におけるインデックス(指標)やアドバイザリーを提供する調査会社ROBO Globalに連絡を取ることにした。ちなみにROBO Globalのインデックスは、遠隔医療分野を手がけるPing-An TechnologyやTeladoc Healthといった企業に光を当てている。ROBO Globalに連絡を取ったことで、筆者は同社のリサーチ部門の責任者であるJeremie Capron氏と、上級リサーチアナリストのNina Deka氏から話を聞く機会を得た。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)との戦いの最前線にいるエキスパートである両氏は、興味深い洞察を語ってくれた。

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