医療従事者へ最大4000円の日当支給 宮城県、寄付金を活用


宮城県は1日、新型コロナウイルス感染症対策に充てるため募った寄付金を原資に、患者の治療やPCR検査の検体採取に当たった医療関係者に「支援金」を支給すると発表した。約600人を対象に、従事した1日当たり最大4000円を感謝の気持ちとして贈る。 帰国者・接触者外来の医師や看護師、臨床検査技師らには2000円、感染症指定医療機関と協力病院の関係者には4000円を、医療機関を通してそれぞれ支給する。延べ約40の医療機関が対象となる。 県によると、寄付金の総額は5月31日現在、5998万円に達した。支援金の総額は精査中。村井嘉浩知事は「医療従事者の労に報いるための支援金になる」と述べた。 県によると同日現在、96団体・23人から不織布マスク計42万7000枚、医療用マスク計2万7000枚、検査用手袋やフェースシールドなどの防護具計4万3000点の寄贈を受けた。県内の医療機関や訪問介護事業所などに5日から順次配る。

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