送迎中車いす転倒、重体 職員、固定せず 北斗の施設を処分


【北斗】昨年10月に北斗市内の通所リハビリテーション施設の車いす移動車に乗っていた男性(81)が走行中の車内で車いすごと転倒して意識不明の重体となる事故が起きていたことが17日までに分かった。同市はこの施設に対して「職員の安全対策が不十分だった」として今年1月から3カ月間、利用者の新規受け入れを停止する処分を行った。道などによると、全国的に車いす移動車は増えているが、車内での事故が明らかになるのは極めて異例。介護保険法に基づく処分を受けたのは、函館市内の医療法人が運営する通所リハビリテーション施設「やわらぎ苑上磯」。

関連記事

ページ上部へ戻る