特定健診に理解を 特設サイト開設 協会けんぽ岡山支部


岡山県内の中小企業の従業員や家族らが加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)岡山支部(岡山市北区本町)は、特定健康診査(特定健診)の受診率が低い従業員の家族向けに特設サイトを開設した。健康管理に対する自己分析を通じて特定健診への意識を高め、受診につなげる狙い。 特定健診はメタボリック症候群の早期発見・予防が目的で、40~74歳が対象。同支部加入者の受診率は2019年度、従業員が66・8%だったのに対し、その家族は26・1%。20年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響で家族の受診が前年度の7割弱(20年10月末時点)に落ち込んでいることもあり、1日にサイトを開設した。 サイトは「#ご自愛力診断」と題した自己分析コーナーが柱。「最近、疲れやすくなった」「特定健診について知っている」など六つの選択質問に回答すると、「病院全然行けちゃう派」「セルフケア興味津々タイプ」といった9種類の性格タイプに分類する。健康意識を高めるためのアドバイスも提示する。 同支部は「サイトを通じて特定健診に理解を深めてもらい、定期的な受診で体調の変化をチェックしてほしい」としている。サイトの公開期間は3月末までの予定で、URLはhttps://okayama―kenpo.info/

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