医療崩壊に備え仮設診療所 県医師会、月内開設目指す


秋田県医師会(小玉弘之会長)は15日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、県に要望していた公設の仮設診療所について、今月末までの開設を目指し準備を進めていると発表した。医療崩壊に備え、結婚や出産などで仕事を離れた看護師や保健師らの一時的な職場復帰を促すため、月内にも講習会を開催、人材確保に努めるとの考えも明らかにした。

 仮設診療所は、県内八つの2次医療圏に2カ所ずつ、計16カ所の設置を目指す。県が設置し、医師会が運営する。医師会は各仮設診療所に医師1人のほか、複数の看護師や検査技師、事務職員らを配置する。

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