医療従事者らへの慰労金 宮城県が申請受け付け開始


宮城県は22日、新型コロナウイルス患者の治療に当たる医療従事者らに、1人当たり最大20万円を支給する国の慰労金の申請受け付けを始めた。 県内の医師や看護師ら医療従事者に加え、高齢、介護、障害福祉各施設の職員も対象。今年2月21日〜6月30日に10日以上勤務したことが条件で、計約13万1000人を見込む。 支給額は1人当たり5万、10万、20万円の3段階。感染症指定医療機関や入院協力医療機関、帰国者・接触者外来で患者を受け入れた医療機関の関係者は20万円、受け入れていない施設の関係者は10万円。患者に診察をしていない診療所の医師や歯科医らにも5万円支払われる。 医療機関、事業所が給付対象者の支給額を取りまとめ、県国民健康保険団体連合会にオンライン申請する。受け付けの締め切りは高齢者、介護施設は12月下旬、その他は来年2月下旬。 医療機関や介護、障害者施設などが実施した感染拡大防止策の経費を、国が一部補助する支援金の申請受け付けも22日始まった。

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