札幌の保健所業務逼迫、国が保健師派遣へ


西村康稔経済再生担当相は5日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染者が急増している札幌市に保健師を派遣する考えを示した。6日に厚生労働省の医系技官ら職員3人と、外部の公衆衛生の専門家1人を先遣隊として派遣する。西村氏は、感染経路の調査などで「(札幌市の)保健所業務が逼迫(ひっぱく)してきている」と指摘。鈴木直道知事と5日に電話会談し、「繁華街の営業時間を短縮する場合は、国の支援策を使ってほしい」と伝えたことを明らかにした。厚労省によると、鈴木知事と秋元克広札幌市長から5日、保健師派遣の要請を受けた。先遣隊が必要な応援人数を把握した上で、道外の保健所などから派遣する。(荒谷健一郎)

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