秋田県医師会(小玉弘之会長)は、公費で受けられる「定期接種」でありながら接種率が低迷している子宮頸(けい)がん予防の「HPVワクチン」について、県民へ周知を図るためのプロジェクトを立ち上げる。20~30代女性の間で子宮頸がんが増加する中、予防につながるワクチンを正しく理解してもらい、接種につなげたい考えだ。
「HPVワクチン推進プロジェクト委員会」は今月30日に発足し、第1回委員会を開く。医師会の役員3人と、小児科・産婦人科の医師4人の計7人で構成し、県の担当者もオブザーバーとして参加する予定。