愛知・刈谷市、刈谷豊田総合病院に2億円 収益減で


愛知県刈谷市は20日、新型コロナウイルスの影響による受診者の減少などで刈谷豊田総合病院の経営が悪化したとして、同病院に2億円を補助すると発表した。9月補正予算案に盛り込む。市によると、4~6月に収益が計8億円以上悪化したとして同病院から支援要請があったという。市は、地域の中核医療機関の安定した運営を支援するために補助を決めた。市は当初予算でも運営補助や高額医療機器導入のため、同病院に約3億2千万円補助している。補正予算案には、新型コロナ対策費として20事業計約11億5千万円を計上。主な内容は同病院への補助のほか、市内の病院・診療所・薬局・助産所への支援に2400万円、妊婦や乳児対象に分散避難のための宿泊施設利用費補助100万円、オンライン福祉相談事業約46万円など。

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