長崎国際大が診療所開設 コロナ検査センターと連動


長崎国際大(佐世保市)は3日、キャンパス内に学生や近隣住民が利用できる診療所を開設した。7月から同大で運用を始めた新型コロナウイルスの検査センターと連動し、診察と検査に速やかに対応する体制を構築する。同大によると、医学部や大学病院のない大学が診療所を設立するのは全国でも珍しいという。名称は「NIU利休庵診療所」。診察は安東由喜雄学長ら医師免許を持つ同大の4人が当たる。診療科目は内科で、心電図や血液検査、尿検査が可能。新型コロナ感染が疑われる患者は電話などを使い、遠隔で診察する。5日に同大で会見した安東学長は「患者に対してホスピタリティーを提供できるような診療所になればと思う。できることを精いっぱいやりたい」と述べた。診療は月曜―木曜の午後4時~5時。事前予約制。金曜も予約は受け付ける。問い合わせは診療所(電0956.20.5832)。

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