新型コロナウイルス感染症の診療に当たる医療現場で問題となっている防護具不足を少しでも解消するため、医師ら有志でつくる「最前線にマスクと防護具を」実行委員会は9日までに寄付金で購入したプラスチックガウン10万枚を希望する医療機関に寄贈すると発表した。応募は8月17日まで。マスクやガウンなどの防護具は、3月以降多くの医療機関で不足し、使い回しや手作りの代用品の利用が常態化した。その後、生産量の増加などで改善したが、値段の高騰や経営の悪化で防護具を十分に購入できないため、ポリ袋で手作りしたり、使い回したりする医療機関があるという。申し込みはウェブサイトから。