生徒が「音訳ボランティア」に 広報誌データ配布へ、向陽中


相馬市の向陽中は、視覚障害者らのために活字の内容を音声にして伝える「音訳」ボランティアに取り組んでいる。生徒が相馬市社会福祉協議会の指導で音訳を勉強しており、本年度中に目の不自由な人に対して広報誌などの音声データの配布を目指している。同校が2019年度から指定を受ける県の青少年赤十字(JRC)研究推進校としての活動の一環。同校報道委員会で放送を担当する生徒17人が、市の「社協だより」や「市政だより」を活用して音訳について学んでいる。市社会福祉協議会の野坂大輝さんが同校を訪れ、音訳のポイントについて解説した。生徒に「表現を読み代える際は意味が伝わるように注意してほしい」などとアドバイスした。

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