川俣に「診療所」開院へ 医業承継バンク、初のマッチング成立


県と県医師会による「医業承継バンク」で、県内で初めてマッチングが成立した。県は県内の診療所の後継者となる医師確保に向けて、支援を継続する考え。県が27日発表した。新たに開院するのは、川俣町羽田の「十二社(じゅうにしろ)内科外科」。休院中の「十二社クリニック」を受け継ぐ。県によると、福島市の医師が開業するという。十二社内科外科の開院式は、12月1日に現地で行われる。医業承継バンクは、県が県医師会に業務を委託。県内で開業、医業承継を希望する医師の登録を受け付けてデータベース化し、マッチングする。現在の登録数は19件という。

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