クラスター防止施設長ら具体策 老人ホームなど研修 前橋


県内の高齢者施設で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したことを踏まえ、有料老人ホームなどを対象とした対策研修会が21日、前橋市の群馬会館で開かれた。施設長ら約140人が、施設内へのウイルスの持ち込みやクラスター発生を防ぐための基本を学んだ。 群馬大病院に勤める感染管理認定看護師の須田崇文さんは、高齢者施設での基本的な対策について説明。利用者一人一人の手指の衛生を保つことが重要だとして、「各職員が消毒剤を携帯するのが望ましい」と呼び掛けた。感染の疑いがある利用者への具体的な対応も示した。

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